こんにちは!こんです。
前回の続きをお話しようと思います。
前回までのあらすじは…
「過保護な親に育てられ、いじめにあうことも…成人を過ぎてもまだある門限・禁止。救いの手を差し出してくれた、たった1人の姉」
でしたね。
では、今回は姉との物語を話しますね!
こんと姉は5つ差の姉妹、部屋は2人で1つだったので、ほとんど毎日のように喧嘩してました。
喧嘩して、ずっと口を聞かなかったこともあります。
こんは、毎日のように泣かされてました(苦笑)
ですが、こんは、姉のすることなんでも真似をし、習い事・趣味・学校、ほとんどを真似てきました。
「お姉ちゃんがしてるから」「お姉ちゃんを知ってる先生がいるから」…
それで学生時代を卒業しました。
姉は大学生の時に付き合ってた人と、県外へ。
私は取り残された気分で、必死にお付き合いの相手を探しました。大失敗です(苦笑)
こんは、『友達』としては長い付き合いは出来ますが、『お付き合い』となると全然だめでした。
「早く家を出たい!」と思いつつ、沢山の人と出会い仲良くなりました。
真似できる・したい人がそばにいない中、過保護な親に監視される形で、日常を過ごし、精神に限界が来てた頃です。
姉から一通のメッセージが届きました。
「一人暮らししたいと思わない?」
この一通で、こんの気持ちに揺らぎが出ます。
そこから家庭のこと、友達や、新しく出会った先輩のこと、たくさん話しました。
泣きながら、文字を打ちました。
何も出来なかった。家族にも相談できず、ただ1人で悩んでた。そんな中で姉が私の話に向き合ってくれました。
こんの、気持ちが楽になり、前向きに考えれるようになりました。
そして姉は「こん、お姉ちゃんの所においで」と。
こんは、ここから脱出計画をねり始めるのです。